2017年07月28日

 夏季に向かい食中毒における感染者の増加が予測されることから、以下のとおり感染予防策に努めましょう。

【腸管出血性大腸菌の症状】
○症状・・・水様の下痢、激しい腹痛、血便、嘔吐や38℃台の発熱等

【感染症を防ぐには】
①手洗いを十分行う
 帰宅時、調理前、食事前、用便後等には薬用せっけんで手洗いをしましょう。
②食品の取扱いは清潔に
 ・食材はよく洗う。
 ・腸管出血性大腸菌は、75℃、1分間の加熱(食品の中心温度)で死滅します。
 ・生肉などにふれた調理器具や食器類は、熱湯などで十分消毒する。
 ・調理した食品は、早めに食べるようにし、冷蔵庫、冷凍庫を過信しないように。
③飲料水の衛生管理
 ・井戸水などの生水は、必ず煮沸してから飲みましょう。
 ・定期的に井戸水や受水槽の検査をする。
④二次感染予防策の徹底
 ヒトからヒトへの二次感染予防策に努め、消毒などをするなどして衛生管理にも注意を払う。

※腹痛や水様性下痢などがある場合は、自己診断、自己治療はしないで、医師の診察を受けましょう。