2017年07月28日

◆重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは
 多くの場合、SFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染する病気です。
 マダニに咬まれてから6日~2週間程度の潜伏期間の後、発熱や、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)などの症状がでます。

◆感染予防対策
 ○マダニに咬まれないようにする。
 ○森林や草むら、藪などに入る場合には、長袖・長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくする。
 ○服は、目視によりマダニを確認しやすい、明るい色のものを着用する。
 ○屋外活動後は入浴し、マダニに刺されていないか確認する。(特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、髪の毛の中など)

 ※マダニの活動が盛んな春から秋は特に注意してください。
 ※現在のところSFTSウイルスに対する有効なワクチンはありません。

◆マダニに咬まれたらどうすればいいのか?
 ○マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、医療機関で診察を受ける。
 ○吸血中のマダニに気付いた際、無理に引き抜こうとせず、医療機関でマダニの除去、洗浄などの処置をしてもらう。

※詳しい情報については、県ならびに厚生労働省のホームページをご覧ください。