令和6年9週
～インフルエンザ 、
感染性胃腸炎、COVID-19～

令和6年 第9週(2月26日～3月3日)

☆定点把握対象疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は，インフルエンザ゛/COVID-19 定点89，小児科定点51です。
・第9週の定点把握対象疾患の総報告数は2,472人で，前週より296人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【インフルエンザ（開始30.0，終息10.0)】：鹿児島市(14.64), 姶良(11.36),鹿屋(12.38),名瀬(22.75)
【咽頭結膜熱（開始3.0，終息1.0)】：鹿児島市(7.00),指宿(6.00), 川薩(9.00),出水(4.67), 姶良(7.43),鹿屋(4.00)
【Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎（開始8.0，終息4.0)】：鹿児島市(8.25),出水(5.67),大口(10.00),鹿屋(7.80)
【感染性胃腸炎（開始 20.0，終息 12.0)】：鹿屋(15.00)
【水 痘（開始 2.0，終息 1.0)】：大口(7.00)
【流行性角結膜炎（開始8.0，終息4.0)】：川薩(6.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ（基準値10.0)】：指宿(10.33),伊集院(16.40),出水(11.60),徳之島(20.00)
※ 週報発行後，医療機関，保健所から追加，訂正報告があり，全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点把握対象疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）インフルエンザ
　第9週のインフルエンザの報告数は1,047 人で，前週より212人少なく，定点当たりの報告数は11.76 であった。
　年齢別では，10～14 歳(355 人)，7 歳(105 人)，9 歳(97 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，名瀬保健所（22.75)，徳之島保健所（20.00)，伊集院保健所（16.40)の順に多い。

（2）感染性胃腸炎
　第 9 週の感染性胃腸炎の報告数は 370 人で，前週より 13 人少なく，定点当たりの報告数は7.25 であった。
　年齢別では，4 歳(49 人)，5 歳(44 人)，10～14 歳(43 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（15.00)，鹿児島市保健所（14.83)，西之表保健所（8.00)の順に多い。

（3）COVID-19
　第9週のCOVID-19 の報告数は487人で，前週より118 人少なく，定点当たりの報告数は5.47 であった。
　年齢別では，10～14 歳(54 人)，30～39 歳(49 人)，40～49 歳(44 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，指宿保健所（12.00)，川薩保健所（10.00)，伊集院保健所（6.80)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2024年3月8日更新)