令和4年・ 22週～感染性胃腸炎、手足口病、咽頭結膜熱～

　令和4年 第22週(5月30日～6月5日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ定点91，小児科定点53です。（通常より各1 減）
・第22週の定点把握対象疾患の総報告数は633人で，前週より49 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【咽頭結膜熱（開始3.0，終息1.0)】：出水(1.67),
【手足口病（開始5.0，終息2.0)】：出水(7.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
　該当なし

☆定点報告疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）

（1）感染性胃腸炎
　第22 週の感染性胃腸炎の報告数は466人で，前週より59 人多く，定点当たりの報告数は8.79 であった。
　年齢別では，1歳（80 人），2 歳（70人）,3歳（62人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（15.08)，姶良保健所（14.17)，鹿屋保健所（12.80)の順に多い。

（2）手足口病
　第 22 週の手足口病の報告数は 67 人で，前週より 18 人多く，定点当たりの報告数は1.26 であった。
　年齢別では，1 歳（29 人），2 歳（17 人），6～11 ヶ月3 歳（それぞれ7 人）であった。
　保健所別の定点当たり報告数は，出水保健所（7.00)，指宿保健所（2.50)，名瀬保健所（2.00)の順に多い。

（3）咽頭結膜熱
　第 22 週の咽頭結膜熱の報告数は 48 人で，前週より 6 人多く，定点当たりの報告数は0.91 であった。
　年齢別では，1歳（28 人），6～11 ヶ月（7人），2歳（5人）の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，姶良保健所（2,17)，川薩健所（1.67)，鹿屋保健所（1.40)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2022年6月10日更新)