2022年10月28日

 令和4年 第42週(10月17日~10月23日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点90,小児科定点53 です。(インフルエンザ定点2減,小児科定点1減)
・第42週の定点把握対象疾患の総報告数は242人で,前週より4 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所 該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第42 週の感染性胃腸炎の報告数は105 人で,前週より5 人多く,定点当たりの報告数は1.98 であった。
 年齢別では,10~14 歳(21 人),1 歳(19 人),2 歳(13 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(7.50),鹿児島市保健所(4.15),鹿屋保健所(3.20)の順に多い。

(2)手足口病
 第 42 週の手足口病の報告数は 48 人で,前週より 8 人少なく,定点当たりの報告数は0.91 であった。
 年齢別では,1 歳(22人),6~11 ヶ月,3歳(それぞれ8人),2歳(7人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(2.71),志布志保健所(1.50),鹿児島市保健所(1.31)の順に多い。

(3)ヘルパンギーナ
 第42 週のヘルパンギーナの報告数は24 人で,前週より9 人多く,定点当たりの報告数は0.45 であった。
 年齢別では,1歳(15人),2 歳(4 人),3 歳(2 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所,徳之島保健所(それぞれ1.00),鹿児島市保健所(0.85),志布志保健所(0.50)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年10月28日更新)