2019年08月23日

令和元年 第33週(8月12日~8月18日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第33週の定点把握対象疾患の総報告数は649人で,前週より87 人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(1.75),姶良(2.43)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
第33 週の感染性胃腸炎の報告数は224人で,前週より30 人少なく,定点当たりの報告数は4.15 であった。
年齢別では,3 歳(33 人),2 歳(29 人),1 歳(25人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(10.33),鹿屋保健所(9.40),鹿児島市保健所(6.08)の順に多い。

(2)流行性角結膜炎
第33 週の流行性角結膜炎の報告数は21 人で,前週より4人多く,定点当たりの報告数は3.00 であった。
年齢別では,30~39 歳(4 人),20~29 歳(3人),6歳,15~19 歳,40~49 歳,50~59 歳,60~69 歳(それぞれ2人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(3.25),川薩保健所,加世田保健所(それぞれ3.00),姶良保健所(2.00)の順に多い。

(3)RSウイルス感染症
第33週のRSウイルス感染症の報告数は139人で,前週より 25 人少なく,定点当たりの報告数は 2.57であった。
年齢別では,1 歳(52 人),0~5 ヶ月(36 人),6~11 ヶ月(29 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(6.00),徳之島保健所(4.67),鹿児島市保健所(4.08)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年8月23日更新)