2018年11月30日
平成30年 第47週(11月19日~11月25日)
☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第47週の定点把握対象疾患の総報告数は804人で,前週より2人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。( )は定点当たり報告数
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:川薩(2.25),姶良(3.14)
【水 痘(開始2.0,終息1.0)】:指宿(2.50),志布志(2.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所は次のとおりです。
【水 痘(基準値1.0)】:鹿児島市(1.38)
☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第47 週の感染性胃腸炎の報告数は372人で,前週より21 人少なく,定点当たりの報告数は6.89 であった。
年齢別では,1 歳(57 人),4 歳(46 人),2 歳(43人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(11.85),加世田保健所(10.33),鹿屋保健所(10.00)の順に多い。
(2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 47 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は147 人で,前週より19人少なく,定点当たりの報告数は2.72 であった。
年齢別では,3 歳(23 人),10~14 歳(19 人),7歳(18 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(5.85),川薩保健所(4.00),伊集院保健所,姶良保健所(3.00) の順に多い。
(3) 咽頭結膜熱
第47 週の咽頭結膜熱の報告数は70 人で,前週より14人多く,定点当たりの報告数は1.30であった。
年齢別では,1歳(19 人),2 歳(12 人),3歳(10人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(3.14),川薩保健所(2.25),鹿児島市保健所(2.08)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(平成30年11月30日更新)