2022年04月08日

 令和4年 第13週(3月28日?4月3日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点91,小児科定点53です。(通常より各1 減)
・第13週の定点把握対象疾患の総報告数は361人で,前週より5 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
 該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第 13 週の感染性胃腸炎の報告数は 303 人で,前週より 24人多く,定点当たりの報告数は5.72 であった。
 年齢別では,1 歳(54 人),2 歳(38人),3歳(34人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(11.92),鹿屋保健所(11.20),指宿保健所(7.00)の順に多い。

(2)流行性角結膜炎
 第13 週の流行性角結膜炎の報告数は6人で,前週より2人少なく,定点当たりの報告数は0.86 であった。
 年齢別では,20?29 歳,40?49 歳(それぞれ 2 人),15?19歳,70 歳以上(それぞれ1人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(2.00),鹿児島市保健所(1.00)の順に多い。

(3)咽頭結膜熱
 第13 週の咽頭結膜熱の報告数は13 人で,前週と同数で,定点当たりの報告数は0.25 であった。
 年齢別では,5歳(4人),1 歳,2歳(それぞれ3 人),20 歳以上(2 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,出水保健所(1.00),川薩保健所(0.75),姶良保健所(0.29)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年4月8日更新)