2023年06月02日

令和5年 第21週(5月22日~5月28日)

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19 定点91,小児科定点53です。
・第 21週の定点把握対象疾患の総報告数は 1459人で,前週より 228人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:西之表(1.00)
【ヘルパンギーナ(開始 6.0,終息 2.0)】:鹿児島市(6.77)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値 10.0)】:鹿屋(11.13)
※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
 第 21 週の感染性胃腸炎の報告数は 387人で,前週より 27 人多く,定点当たりの報告数は 7.30 であった。
 年齢別では,5歳(53 人),3 歳(52 人),4 歳(42 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(17.23),鹿屋保健所(10.00),姶良保健所(7.14)の順に多い。

(2)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
 第 21 週の COVID-19 の報告数は 317人で,前週より 77人多く,定点当たりの報告数は 3.48 であった。
 年齢別では,10~14歳(53 人),40~49 歳(42人),50~59 歳(31 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,徳之島保健所(10.40),川薩保健所(4.43),鹿児島市保健所(4.09)の順に多い。

(3)ヘルパンギーナ
 第 21 週のヘルパンギーナの報告数は 184 人で,前週より 73人多く,定点当たりの報告数は 3.47 であった。
 年齢別では,1歳(42 人),2 歳(38 人),3歳(34 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(6.77),川薩保健所,姶良保健所(それぞれ 5.00),指宿保健所,加世田保健所(それぞれ 3.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年6月2日更新)