令和6年4週
～インフルエンザ 、
COVID-19、感染性胃腸炎～

令和6年 第4週(1月22日～1月28日)

☆定点把握対象疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は，インフルエンザﾞ/COVID-19 定点89，小児科定点51です。
・第4週の定点把握対象疾患の総報告数は3,435人で，前週より683人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【インフルエンザ（開始30.0，終息10.0)】：鹿児島市(24.59),指宿(15.33), 姶良(12.45),鹿屋(27.13),西之表(11.50),名瀬(25.00)
【咽頭結膜熱（開始3.0，終息1.0)】：鹿児島市(5.58),伊集院(2.33), 川薩(7.50),出水(10.00), 姶良(2.43),鹿屋(3.40),
【Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎（開始8.0，終息4.0)】：鹿児島市(8.75),出水(7.33),鹿屋(6.80),
【感染性胃腸炎（開始20.0，終息12.0)】：鹿屋(33.60)

・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ（基準値10.0)】：志布志(15.00)
※ 週報発行後，医療機関，保健所から追加，訂正報告があり，全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点把握対象疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）インフルエンザ
　第4週のインフルエンザの報告数は1,378 人で，前週より440人少なく，定点当たりの報告数は15.48 であった。
　年齢別では，10～14 歳(402 人)，8 歳(122 人)，7 歳(115 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（27.13)，名瀬保健所（25.00)，鹿児島市保健所（24.59)の順に多い。
（2）COVID-19
　第4 週のCOVID-19 の報告数は1,018 人で，前週より131 人少なく，定点当たりの報告数は11.44 であった。
　年齢別では，10～14 歳(221 人)，40～49 歳(95 人)，30～39 歳(67 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，川薩保健所（22.86)，鹿屋保健所（20.75)，出水保健所（18.60)の順に多い。
（3）感染性胃腸炎
　第4週の感染性胃腸炎の報告数は547 人で，前週より76 人少なく，定点当たりの報告数は10.73 であった。
　年齢別では，1 歳(92 人)，2 歳(73 人)，3 歳，5歳(それぞれ54人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（33.60)，鹿児島市保健所（13.83)，加世田保健所（12.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2024年2月2日更新)