2023年10月27日

令和5年 第42週(10月16日~10月22日)

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19定点88,小児科定点52です。
・第42週の定点把握対象疾患の総報告数は1,824 人で,前週より652人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【インフルエンザ(開始30.0,終息10.0)】:出水(42.00),
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:鹿屋(4.00),
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:川薩(5.25)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:鹿児島市(18.91), 川薩(18.00),鹿屋(16.38),徳之島(12.00)
※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点把握対象疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)インフルエンザ
 第42 週のインフルエンザの報告数は1,140 人で,前週より567人多く,定点当たりの報告数は12.95 であった。
 年齢別では,10~14 歳(312 人),8 歳(100 人),7 歳(80 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,出水保健所(42.00),鹿児島市保健所(18.91),川薩保健所(18.00)の順に多い。

(2)感染性胃腸炎
 第 42 週の感染性胃腸炎の報告数は 187 人で,前週より 35 人多く,定点当たりの報告数は3.67 であった。
 年齢別では,10~14 歳(29人),1歳(25人),2 歳(23人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(11.00),鹿児島市保健所(5.75),姶良保健所(3.86)の順に多い。

(3)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
 第42 週のCOVID-19 の報告数は224人で,前週より30 人少なく,定点当たりの報告数は2.55 であった。
 年齢別では,10~14 歳(35人),40~49 歳,60~69歳(それぞれ26人),50~59 歳(22 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(4.33),伊集院保健所(4.20),川薩保健所(3.14)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年10月27日更新)