2022年11月18日

 令和4年 第45週(11月7日~11月13日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点89,小児科定点53 です。(インフルエンザ定点3減,小児科定点1減)
・第45週の定点把握対象疾患の総報告数は294人で,前週より42 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所 該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第 45 週の感染性胃腸炎の報告数は 136 人で,前週より 20 人多く,定点当たりの報告数は2.57 であった。
 年齢別では,10~14 歳(32 人),1歳(18 人),3歳(12 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(6.00),指宿保健所(5.50),鹿屋保健所(3.20)の順に多い。

(2)手足口病
 第45 週の手足口病の報告数は62人で,前週より20人多く,定点当たりの報告数は1.17 であった。
 年齢別では,1歳(26 人),2 歳(13 人),6~11ヶ月(9 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,屋久島保健所(3.50),姶良保健所(2.86),鹿児島市保健所(2.15)の順に多い。

(3)流行性角結膜炎
 第45 週の流行性角結膜炎の報告数は4人で,前週より4人多く,定点当たりの報告数は0.57 であった。
 年齢別では,50~59歳(2人),15~19歳,30~39歳(それぞれ1人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(3.00),川薩保健所(1.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年11月18日更新)