2022年11月11日

 令和4年 第44週(10月31日~11月6日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点89,小児科定点53 です。(インフルエンザ定点3減,小児科定点1減)
・第44週の定点把握対象疾患の総報告数は252人で,前週と同数の報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所 該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第44 週の感染性胃腸炎の報告数は116人で,前週より14 人多く,定点当たりの報告数は2.19 であった。
 年齢別では,1 歳(22 人),10~14 歳(18 人),3 歳(13 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(5.40),鹿児島市保健所(4.46),指宿保健所(4.00)の順に多い。

(2)手足口病
 第44 週の手足口病の報告数は42人で,前週より18 人少なく,定点当たりの報告数は0.79 であった。
 年齢別では,1 歳(17 人),2 歳(13 人),6~11 ヶ月(6 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(2.14),鹿児島市保健所(1.46),大口保健所(1.00)の順に多い。

(3)ヘルパンギーナ
 第44 週のヘルパンギーナの報告数は24 人で,前週より8 人多く,定点当たりの報告数は0.45 であった。
 年齢別では,1歳,2 歳(それぞれ8人),3歳(4人),6~11 ヶ月(2人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(1.14),鹿児島市保健所,徳之島保健所(それぞれ1.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年11月11日更新)