2022年02月04日

令和4年 第4週(1月24日~1月30日)

☆定点報告疾患の発生状況

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点91,小児科定点53です。(通常より各1 減)

・第4週の定点把握対象疾患の総報告数は851人で,前週より100 人少ない報告数でした。

・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(2.00),出水(1.00)
【感染性胃腸炎(開始20.0,終息12.0)】:川薩(18.25),鹿屋(24.00)
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:鹿児島市(2.62),川薩(3.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第4週の感染性胃腸炎の報告数は544 人で,前週より34 人少なく,定点当たりの報告数は10.26 であった。
 年齢別では,2歳(87人),1 歳(86人),3 歳(65 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(24.00),川薩保健所(18.25),鹿児島市保健所(15.62)の順に多い。
 川薩保健所が 2 週連続,鹿屋保健所が今週から流行発生警報域である。

(2)RS ウイルス感染症
 第4週の感染性胃腸炎の報告数は544 人で,前週より34 人少なく,定点当たりの報告数は10.26 であった。
 年齢別では,2歳(87人),1 歳(86人),3 歳(65 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(24.00),川薩保健所(18.25),鹿児島市保健所(15.62)の順に多い。
 川薩保健所が 2 週連続,鹿屋保健所が今週から流行発生警報域である。

(3)手足口病
 第 4 週の手足口病の報告数は 80 人で,前週より 47 人少なく,定点当たりの報告数は1.51 であった。
 年齢別では,1歳(31 人),2 歳(30 人),6~11 ヶ月(8 人)であった。
 保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(3.00),鹿児島市保健所(2.62),鹿屋保健所(2.00)の順に多い。
 鹿児島市保健所が24週連続,川薩保健所が9 週連続で流行発生警報域である。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年2月4日更新)