2022年12月02日

 令和4年 第47週(11月21日~11月27日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点91,小児科定点54 です。(インフルエンザ定点1減)
・第47週の定点把握対象疾患の総報告数は278人で,前週より14 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【水 痘(基準値1.0)】:西之表(1.00)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)

(1)感染性胃腸炎
 第47 週の感染性胃腸炎の報告数は145 人で,前週より15 人多く,定点当たりの報告数は2.69 であった。
 年齢別では,10~14 歳(21人),1 歳(16人),3 歳(15 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(9.50),鹿児島市保健所(5.46),鹿屋保健所(5.00)の順に多い。

(2)手足口病
 第47 週の手足口病の報告数は31人で,前週より15人少なく,定点当たりの報告数は0.57 であった。
 年齢別では,1歳(20人),2 歳(4 人),3 歳(3 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(1.57),鹿児島市保健所(1.38),加世田保健所(0.33)の順に多い。

(3)RS ウイルス感染症
 第47 週のRSウイルス感染症の報告数は23 人で,前週より2 人多く,定点当たりの報告数は0.43 であった。
 年齢別では,1 歳(7 人),2 歳(6 人),6~11 ヶ月(5 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(1.46),伊集院保健所(0.50),加世田保健所,志布志保健所(それぞれ0.33)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2022年12月2日更新)