2019年08月30日

令和元年 第34週(8月19日~8月25日)

☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第34週の定点把握対象疾患の総報告数は719人で,前週より70 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所は次のとおりです。
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(2.00),姶良(2.43)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】:川薩(3.75)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所は次のとおりです。
【水 痘(基準値1.0)】:指宿(1.50)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
第34 週の感染性胃腸炎の報告数は246人で,前週より22 人多く,定点当たりの報告数は4.56 であった。
年齢別では,1 歳(36 人),2 歳(31 人),4 歳(24人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(12.33),指宿保健所(9.50),鹿屋保健所(8.00)の順に多い。

(2)流行性角結膜炎
第34 週の流行性角結膜炎の報告数は23 人で,前週より2人多く,定点当たりの報告数は3.29 であった。
年齢別では,30~39歳(10 人),1歳,20~29歳(それぞれ3人),3 歳(2人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(5.00),鹿児島市保健所(4.00),姶良保健所(2.00)の順に多い。

(3)RSウイルス感染症
第34週のRSウイルス感染症の報告数は117人で,前週より 22 人少なく,定点当たりの報告数は 2.17であった。
年齢別では,1 歳(47 人),6~11 ヶ月(25 人),0~5 ヶ月(24 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(5.00),鹿児島市保健所(3.92),加世田保健所(3.67)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年8月30日更新)