令和5年50週
～インフルエンザ 、
感染性胃腸炎、咽頭結膜熱～

令和5年 第50週(12月11日～12月17日)

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ゛/COVID-19定点89，小児科定点51です。
・第50週の定点把握対象疾患の総報告数は4,429 人で，前週より288人少ない報告数でした。

・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【インフルエンザ（開始30.0，終息10.0)】：鹿児島市(61.59),伊集院(21.40), 川薩(26.14),出水(44.60),姶良(34.00),鹿屋(48.13),西之表(39.00)
【咽頭結膜熱（開始3.0，終息1.0)】：鹿児島市(10.58),出水(9.33),姶良(4.29),鹿屋(7.60)
【手足口病（開始5.0，終息2.0)】：鹿児島市(4.00)

・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ（基準値10.0)】：指宿(24.33),加世田(24.83),大口(26.00),志布志(21.20),屋久島(13.50),名瀬(28.00)
【水 痘（基準値1.0)】：大口(1.00)

☆定点把握対象疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）インフルエンザ
　第 50 週のインフルエンザの報告数は 3,284 人で，前週より 347人少なく，定点当たりの報告数は36.90 であった。
　年齢別では，10～14 歳(731人)，8 歳(236 人)，15～19歳(233 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（61.59)，鹿屋保健所（48.13)，出水保健所（44.60)の順に多い。

（2）感染性胃腸炎
　第50 週の感染性胃腸炎の報告数は278人で，前週より16 人多く，定点当たりの報告数は5.45 であった。
　年齢別では，1 歳(46 人)，2 歳(43 人)，3 歳(30 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，川薩保健所（10.25)，鹿児島市保健所（10.00)，鹿屋保健所（6.80)の順に多い。

（3）咽頭結膜熱
　第 50 週の咽頭結膜熱の報告数は 244 人で，前週より 36 人多く，定点当たりの報告数は4.78 であった。
　年齢別では，3 歳(47 人)，1 歳(39 人)，2 歳(38 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（10.58)，出水保健所（9.33)，鹿屋保健所（7.60)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2023年12月22日更新)