令和5年47週
～インフルエンザ 、
感染性胃腸炎、咽頭結膜熱～

令和5年 第47週(11月20日～11月26日)

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ゛/COVID-19定点89，小児科定点51です。
・第47週の定点把握対象疾患の総報告数は3,877 人で，前週より775 人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【インフルエンザ（開始30.0，終息10.0)】：鹿児島市(39.68),川薩(62.43),出水(56.60),姶良(53.00),鹿屋(44.75)
【咽頭結膜熱（開始3.0，終息1.0)】：鹿児島市(7.42),川薩(1.75),出水(5.00),姶良(1.43),鹿屋(4.40)
【Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎（開始8.0，終息4.0)】：伊集院(8.67)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ（基準値10.0)】：指宿(14.67),伊集院(17.20),大口(16.50),志布志(21.20),西之表(24.00),屋久島(12.75),名瀬(10.50),徳之島(12.80)
※ 週報発行後，医療機関，保健所から追加，訂正報告があり，全数・定点の数値が変更する場合があります。
※ 第46 週報発行後，訂正報告がありました。
インフルエンザ訂正後2,346(26.66)，COVID-19 訂正後119(1.35)

☆定点把握対象疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）インフルエンザ
　第47 週のインフルエンザの報告数は3,047 人で，前週より701人多く，定点当たりの報告数は34.24 であった。
　年齢別では，10～14 歳(761 人)，7 歳(244 人)，8歳(239 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，川薩保健所（62.43)，出水保健所（56.60)，姶良保健所（53.00)の順に多い。

（2）感染性胃腸炎
　第 47 週の感染性胃腸炎の報告数は 187 人で，前週より 20 人多く，定点当たりの報告数は3.67 であった。
　年齢別では，2歳，5 歳(それぞれ24 人)，1 歳(23 人) ，3 歳(18人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（8.42)，指宿保健所（6.00)，鹿屋保健所（5.60)の順に多い。

（3）咽頭結膜熱
　第 47 週の咽頭結膜熱の報告数は 162 人で，前週より 29 人少なく，定点当たりの報告数は3.18 であった。
　年齢別では，4歳(31 人)，3 歳(30 人)，1歳(26 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（7.42)，出水保健所（5.00)，鹿屋保健所（4.40)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2023年12月1日更新)