2019年11月22日

令和元年 第46週(11月11日~11月17日)

☆定点報告疾患の発生状況

・第46週の定点把握対象疾患の総報告数は926人で,前週より226 人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所

【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(3.75),名瀬(4.33)
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:出水(5.67)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】:志布志(4.67),名瀬(3.33),川薩(1.75)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第46 週の感染性胃腸炎の報告数は262人で,前週より49人多く,定点当たりの報告数は4.85であった。
年齢別では,4 歳(35 人),1 歳(33 人),2 歳(30 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(10.20),志布志保健所(6.67),姶良保健所(6.57)の順に多い。

(2) インフルエンザ
第 46 週のインフルエンザの報告数は 341 人で,前週より96人多く,定点当たりの報告数は3.71 であった。
年齢別では,10~14 歳(57 人),7歳(37 人),6 歳(34 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(6.87),川薩保健所(5.14),鹿屋保健所(5.13)の順に多い。

(3) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第46 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は92人で,前週より32人多く,定点当たりの報告数は1.70 であった。
年齢別では,6 歳(16 人),5 歳(15 人),4 歳,7 歳(それぞれ11 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,西之表保健(4.00),大口保健所(3.00),鹿児島市保健所(2.92)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年11月22日更新)