2019年11月15日

令和元年 第45週(11月4日~11月10日)

☆定点報告疾患の発生状況

・第45週の定点把握対象疾患の総報告数は700人で,前週より192 人少ない報告数でした。

・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:伊集院(2.00)
【伝染性紅斑(開始2.0,終息1.0)】:志布志(1.00),川薩(3.75)

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1) 感染性胃腸炎
第45 週の感染性胃腸炎の報告数は213人で,前週より 66 人少なく,定点当たりの報告数は3.94 であった。
年齢別では,1 歳(39 人),2 歳(27 人),4 歳(22 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,姶良保健所(7.29),加世田保健所(6.00),鹿屋保健所(5.80)の順に多い。

(2) インフルエンザ
第 45 週のインフルエンザの報告数は 245 人で,前週より 4 人少なく,定点当たりの報告数は2.66 であった。
年齢別では,10~14 歳(59 人),8歳(23 人),9 歳(22 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(8.14),徳之島保健所(4.20),鹿児島市保健所(4.09)の順に多い。

(3) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
第 45 週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は60人で,前週より13人少なく,定点当たりの報告数は1.11 であった。
年齢別では,4 歳(11 人),6 歳(10 人),7 歳,8 歳(それぞれ8 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(2.15),出水保健所(1.67),名瀬保健所(1.33)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(令和元年11月15日更新)